賀茂の社から 賀茂川の河原に降りて 三条大橋を目指します 羽柴秀吉が京をかこむように御土居を作らせたのはよく知られていますが 建造の年代は はっきりとはわかっていません(1590〜1年ごろといわれています) この 御土居のおかげで それまで曖昧だった 京の七口がほぼ固定しました 賀茂社の近くには鞍馬口と大原口があり 鞍馬口は出雲路橋西詰から 下鴨神社の横をぬけて鞍馬に到る 鞍馬街道とつながり 出雲路橋の西詰は 雲ヶ畑へと続く加茂街道との分岐点になっていました もうひとつ 大原口は河原今出川から賀茂大橋を渡り出町柳あたりが起点の若狭街道とつながっていました 賀茂大橋を渡らずに 飛び石伝いに鴨川を渡ります 出町柳から 四条あたりの 鴨川の河原は広く散歩には ちょうどいいです 三条大橋下 桂小五郎が 隠れていたのはここです(ウソ) 橋の下を流れているのは 高瀬川(疎水)ですが 時代とともに 京内を流れる 高瀬川は その位置をかえています 三条大橋の擬宝珠です 秀吉が奉行少尉長盛に 造営させた時の擬宝珠です 当時の本物です(クリックして大きくして見てください) 一部 橋が流された時になくなったので 復元したものがありますが・・・ なかには 幕末のころ 池田屋騒動のおりに付いたという 刀傷のある擬宝珠も これは疑わしいですね さて それでは 池田屋へ 史跡探訪 京の七口 京都新聞社 私は図書館で借りて読みましたが 学術書ではありません
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幕末維新編に続く、京都歴史マップ第二段! ...続きを見る |
京さんぽ日記 2006/09/24 23:33 |
内 容 | ニックネーム/日時 |
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今回の「京都逍遥」その4の、加茂川の河川沿いは時間をかけてゆっくり歩くといいですね。仕事に追われ、時間に追われている時こそ、時間を考えずに、ぶらぶら歩くのがいいかもしれません。そして、こころもリフレッシュできれば最高だと思います。近いうちに京都に出かけ、ゆっくりのんびりしたいと思います。これからの「京都逍遥」を楽しみにしています。 |
さつき 2006/09/22 12:25 |
歩いたド.......鴨川の川原 あれは何年前?? |
ちくわ 2006/09/22 17:11 |
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