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zoom RSS 藤原宮跡で地鎮具出土

<<   作成日時 : 2007/11/30 19:36   >>

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奈良の藤原京(694〜710)の藤原宮南門跡横で
富本銭9枚と水晶9本を納めた須恵器の平瓶(ひらか)(高さ13.8cm最大径20.3cm)
が見つかった
中国の陰陽思想では「9」はめでたい数字で
奈良文化財研究所によると 藤原宮造営の際に都の平安や政権の安定を願って埋めた?地鎮具とみられる
宮殿跡で確認されたものとしては最古だそうです
「藤原の宮地を鎮め祭らしむ」の692年の日本書紀の記述を裏付ける画期的な資料で
律令国家が行った地鎮祭の実態を知るうえで貴重な手がかりとなるそうです
                                          (30日付)

ひさしぶりで 歴史ニュースを取り上げます

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                                       奈良文化財研究所

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                                       奈良文化財研究所


一応の発掘調査が終わり もう何も見つからないだろうと思っていたところ
念押しで南門横を掘り返したら 偶然 発見されたらしい
こういうことは あまりないことなのです  
私などは昔 学生アルバイトの折 大発見の手柄を立てたい一心で 
発掘現場のまったく見当違いの場所を掘り返して 
担当研究員さんに叱られた事がありますが・・・・これとはちょと違うよね・・


発見された須恵器の平瓶の中に水が入っていたらしいのですが 当時の水じゃないと
思いますね しかも 地鎮祭の時は水じゃなく 酒を入れたんじゃないか・・・
時代が下がるが 8世紀の大宰府の政庁南門基壇跡でも須恵器の地鎮具が
見つかっている 中に 8個の水晶と 9個の小石?が入っていた


ところで 当時の地鎮祭はどういうものだったか 実はよくわかっていない
中国古代の陰陽思想や五行思想が根本にあると思われるが
これが日本古来の自然崇拝と結びつき 日本神道が形成されつつ
大成していったと思われる・・・・・かな?


それで 現在 日本で行われる 神道の地鎮祭の手順は以下の通り

1  修祓(しゅばつ)   参列者やお供え物を祓い清める祭儀
               お祓いの言葉を奏上する間は深く頭を下げる
               お祓いを受けるときは軽く頭を下げます

2  降神(こうじん)     この土地に鎮まる神様と地域の神様をお迎えする厳粛な祭儀
                神職が「オオー」と叫ぶのでその間頭を深く下げる

3  献饌(けんせん)    神職が神前のお供えを神様にお召し上がりいただくために
                 御神酒と水の蓋を取ります

4 祝詞奏上(のりとそうじょう)   この土地をお借りして家を建てることを神様に奉告し 
                     工事の安全を祈ることばを申し上げる

5  清祓(きよはらい)       神職が敷地のお祓いをする

6  地鎮の儀(じちんのぎ)   設計者が鎌で草を刈る刈初めを 建主が鍬で盛り砂を3回起こ
                   す穿初めを 施工業者が鋤で砂を均す土均しを行います
                    この時に鎮め物(しずめもの)を納めます

7 玉串拝礼(たまぐしはいれい)   神前に玉串を捧げ工事の安全を祈ります
                     受け取った玉串は、時計回りに回して根本を神様に向けて
                     祭壇にお供えします その後2礼(深く二回お辞儀をする)
                       2拍手(2回柏手を打つ)1礼(1回深くお辞儀をする)
                       最後に軽く礼をして下がる

8  徹饌(てっせん)       神職が御神酒と水の蓋を閉じお供え物をお下げする

9  昇神(しょうじん)       神様に元の座お戻りいただく祭儀
                  神職が「オオー」と叫ぶので 頭を深く下げる

                神社オンラインネットワーク連盟HP http://jinja.jp/index.html

棟札の研究 思文閣出版
                 棟札に興味のある方は 一度目を通して下さい

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして
「9」という数字は 古代中国では特別な意味を持っていました
災いも吉兆に変える力を持つ数字だそうです
それで合点がつきました 藤原京で十条大路が発見されたと
報道されましたが やはりあれは なぎさの民俗学者さんが言うように
南九条大路だったのですね
「平城京 十条大路は南九条大路?」参照

渡来人
2007/12/01 09:59
コメントありがとうございます
私は専門の研究者でも 
大学の先生でもないので
好き勝手なことを書かせて貰っています
「平城京 十条大路は南九条大路?」も
あくまで 私の推測です
歴史というのは もちろん事実関係は大切ですが
特に古代史関係は資料や遺物が少ないので
出来るだけ多くの資料や遺物を調べた後は
推理して想像するしかないでしょうね
なぎさの民俗学者
2007/12/01 12:48
歴史において推理したり想像力を発揮したりすることは
大事だと思います わたしは長い間 学校で歴史を教えてきましたが
受験のための歴史教育に なんとなく違和感を感じていました
現実的に教育の現場では推理力や想像力を教えることは不可能です
生徒たちは 年号や参考書の歴史解説を暗記するだけで精一杯で
わたしも受験のテクニックを教えている日々です
愚痴を書いて申し訳ございません これからも楽しみにさせていただきます ありがとうございます

渡来人
2007/12/01 17:59

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