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zoom RSS 東近江 道草歩き  その1 御上神社と三上山

<<   作成日時 : 2008/07/20 00:48   >>

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先日 若い人たちの歴史研究の集まりに顔を出し 「近江はいいよ 歴史の宝庫いっぱいだよー」という話をしたら 伝説や神話を調べている某若い人から「太郎坊に行ったことあります?」と聞かれた・・
「近くまでは行ったけど・・・実は 上まで登ってない・・」と答えると 「えーっ そうなんですか・・不思議な事大好きな人なのに・・行ってないんですか・・・」と以外な顔をされてしまった・・・・・ それゃあ・・私だって行ってないところ いっぱいありますよ・・・

というわけで 今回は 思い切って「太郎坊宮」に行ってみましょう あの700段以上ある石段のことを思うと気が重くなりますが 今度こそ 不思議な巨石「夫婦岩」を自分の目で確かめます・・・その前に いつものごとく 東近江地区をくねくね 寄り道して歩きます



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上方方面から 東近江に入ると すぐに目に飛び込んでくるのが 近江富士こと 三上山(標高432m)です
見事な円錐形の山で 古来より 神奈備信仰の対象にされてきました
それほど 高くはない山ですが 傾斜が急で登るのはかなりしんどい(疲れる)ので 三上山登山は 次回ということで今回は登りません 




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そこで 三上山の麓にある 御上(三上)神社をたずねます 鳥居をくぐると 鎮守の森に入ります




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               楼門  室町時代 重文  




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                    本殿 鎌倉時代? 国宝 


本殿は入母屋造 漆喰壁 連子窓などの仏教寺院の特徴を取り入れた神社建築です  本殿の右には瓊瓊杵尊を祀る三ノ宮神社と天照大神を祀る大神宮社があり 本殿の左には伊弉諾尊、菅原道眞公、天石戸別命、天御鉾命、野槌之命の5柱を祀る若宮神社がある



御上神社・・・・式内社 祭神は天之御影命 創建年代ははっきりとわからない  この地方の豪族 安(野洲)国造         の三上山の神奈備山信仰から もともとは社殿のない 遥拝所が起源といわれています



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                        御上神社の拝殿から 三上山




御上神社に行かれると あれっ?と思われる方がいると思います 神奈備山(ご神体)である 三上山を背景に 本殿が建ってないのです 不思議ですね 本殿の向こうの先(北向き)は 琵琶湖です 本殿といっても あくまでも ご神体は三上山ですから 本殿(拝殿)で遥拝するのは三上山です それを 琵琶湖の方にするのはおかしいですね

三上山山頂には 御上神社の奥宮である奥津磐座があります ここに天之御影命が天下る祭祀が 古代より行われています その祭祀(山上祭 毎年旧暦6月18日)は 天下った神様を山下の御上神社の本殿の裏側(北向き)の扉から向かえ入れるのです  不思議ですね どうしてそんなことを?・・・・ここからは 私の勝手な推理ですが 実は 三上山の中腹には 妙見堂跡があります つまり いつの頃からか 三上山では妙見信仰が行われているんですね 妙見といえば 以前にも紹介したと思いますが 北辰星(北極星)や北斗七星を祀る信仰ですね 神奈備信仰と妙見信仰の合体の産物が 御上神社の本殿が 三上山ではなく 北(琵琶湖)を背にして建てられているというわけじゃないでしょうか 問題は 三上山の妙見信仰がどこまで遡れるか・・です 三上山の麓を通る 旧中仙道には 妙見講の立派な石燈籠がありますが 江戸時代のものですし・・・・・若い人たち 誰か調べて下さい

その他にも 三上山の有名な伝説 俵藤太のムカデ退治と出雲神話のヤマタノオロチ退治の以外な共通点?とかあるのですが それはいずれ 三上山に登った時にお話ししましょう

                                  つづく 特別史跡 安土城跡 前編へ

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