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zoom RSS 特別展「大琳派展−継承と変奏−」 東京国立博物館

<<   作成日時 : 2008/10/10 23:05   >>

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今年は尾形光琳の誕生350年目にあたるということで 江戸の東博では特別展「大琳派展−継承と変奏−」を開催中です 開催中に江戸へ行く事があれば上野にも寄りたいのですがこのところ 勤労が忙しく江戸表へ出ても時間が取れないので無理かもしれません・・・・

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           特別展「大琳派展−継承と変奏−」  東京国立博物館 平成館    
                                  会 期 2008年10月7日(火)〜11月16日(日) 


琳派といっても 徒党を組んでいたわけではありませんし ○○派というような派閥などありません 後の時代になってから尾形光琳 乾山とその継承者酒井抱一を光琳派と呼んでいたのですが 今は光悦と宗達を加えて「琳派」と総称しています 今回の東博の特別展は琳派を時代別に3グループに分けて紹介しています

本阿弥光悦(1558〜1637) 刀剣鑑定・研磨のプロ集団 京都の本阿弥家分家出身 近衛信尹 松花堂昭乗と共に寛永の三筆の一人 後に俵屋宗達を見出し 共同で作品を制作したりした 1915年 茶道の師古田織部の自害を機に京都鷹ヶ峰に隠棲 世俗を離れてここで死ぬまで創作に没頭したという

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              木製漆塗 船橋蒔絵硯箱  本阿弥光悦  東博蔵 国宝


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            紙本金銀泥  鶴下絵三十六歌仙和歌巻(部分) 俵屋宗達画 本阿弥光悦書
                                          34.1×1356.7cm  京博蔵 重文




俵屋宗達(?〜?)京都を中心に活躍していた絵師であるが詳しい事はわからない 「俵屋」と呼ばれる絵画工房を率いていたという 1630年には僧侶に準じて仏師・絵師・連歌師・医師などに与えられた称号「法橋」の地位にあったといわれている



          紙本金地著色  風神雷神図屏風  俵屋宗達  建仁寺蔵 京博委託 国宝               

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            紙本墨画 蓮池水禽図  俵屋宗達 京博蔵 国宝 10月26日まで展示           



尾形光琳(1658-1716 )京都の呉服商 「雁金屋」の当主・尾形宗謙の次男として生まれた 俵屋宗達と直接交流があったかどうかわからないが 宗達の「風神雷神図屏風」を模写しているので影響は受けている 光琳は屏風絵のほか 香包 扇面 団扇 小袖 蒔絵 晩年には水墨画まで取り組んでいる 尾形乾山(深省)は実弟


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            木製漆塗  八橋蒔絵螺鈿硯箱  尾形光琳  東博蔵 国宝



            紙本金地着色 燕子花図屏風(部分) 尾形光琳 根津美術館蔵 国宝



尾形乾山(深省)1633〜1743) 「雁金屋」の三男 京都鳴滝で窯を造り隠棲 後に洛中に出てくる 兄の光琳が絵を 器を乾山が共同で創作することもあり 絵師ではなく陶芸家として大成する 後に江戸に出て亡くなるまで住む


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          銹絵染付金銀白彩松波文蓋物  尾形乾山 出光美術館(門司) 重文


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              銹絵観鴎図角皿  尾形光琳絵 乾山器  東博蔵 重文
                              10月28日以降 藤田美術館蔵の「銹絵布袋図角皿」も展示



酒井抱一(1761〜1828)姫路藩雅楽頭酒井家 酒井忠仰の次男として江戸で生まれる 酒井家と縁のあった光琳の画業を学び 江戸琳派を確立した 鈴木其一は門人


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              小袖 白絖地梅樹下草模様  酒井抱一 国立歴史民俗博物館蔵 重文


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        紙本銀地着色  夏秋草図屏風(部分)  酒井抱一 東京国立博物館蔵  重文
 もともと光琳の「風神雷神図屏風」の裏に書くように一橋治済から言われて描いたもの(現在は裏表分離されている) 風神雷神によって?風と雨に打たれる夏(秋)草が描かれている


 
鈴木其一(1796〜1858)江戸の染物屋に生まれる 酒井抱一門下 後に酒井家の家臣となり抱一の付き人となる 琳派独自の画風にとどまらず近代日本画に受け継がれる斬新さを追求し 花鳥画を得意とした



       紙本着色  群鶴図屏風(部分)  鈴木其一  ファインバーグ・コレクション Feinberg Collection



            絹本着色(襖八面) 風神雷神図襖 鈴木其一 東京富士美術館蔵



「琳派」の流れを一度にみられるので 江戸の方はこの機会に足を運んでみてはどうでしょうか 京博に聞くと 上方で開催する予定はないそうです それよりも 特別展覧会「 japan 蒔絵―宮殿を飾る 東洋の燦めき 」を開催するから観に来いとのことです・・・・・・・

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          特別展覧会「 japan 蒔絵―宮殿を飾る 東洋の燦めき 」 
                             京都展  京都国立博物館 
                             会 期   2008年10月18日(土)〜12月7日(日)
                             
                             東京展  サントリー美術館
                             会 期   2008年12月23日(火・祝)〜2009年1月26日(月)

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