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zoom RSS 倭人がみた龍−龍の絵とかたち 弥生文化博物館

<<   作成日時 : 2009/01/05 09:47   >>

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年に一度 年末から年明けにかけて PCもケータイもデジカメもウォークマンも地デジもDVDも・・な〜んもかもなしで過ごすことに決めており 誠に健康的な日々を過ごしました 皆さんはどうでしたか? なに? PCが気になって 禁断症状が出た? PCに一日一回電源を入れろ!と強迫観念に襲われた?・・・・ご愁傷さまです




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                                   大阪府立弥生文化博物館
                                   会期 平成21年1月24日(土)〜3月15日(日)

ということで・・暮れに招待券が送られて来ていたのが 大阪府立弥生文化博物館の平成20年度冬季特別展です 弥生文化博物館で「倭人がみた龍」ということですから弥生時代がメインになっているでしょうね 

展示内容は やっぱり 「龍」は中国?が起源だからということで 「青銅製饕餮夔龍文尊」という古代中国の青銅器などからはじめています (ちなみに青銅製饕餮夔龍文は「せいどうせいとうてつきりゅうもんそん」といいます 中国史を勉強する学生はこれを早口言葉で3回言えないと単位がもらえません)


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                        龍が描かれている??土器・・・らしい
                弥生式土器  池上曽根遺跡出土  弥生時代後期 弥生文化博物館蔵

あまり たいした展示品はないのですが 国宝の藤ノ木古墳出土の「龍文飾り金具」と同じく国宝の沖ノ島祭祀遺跡出土の「金銅製龍頭」が出展される予定です また佐賀県立博物館蔵の重文「方格規矩鏡・複波文縁獣帯鏡」なども展示され これらは上方ではあまり見る機会のないものです

さて 難しい話はやめて 気楽に龍の話しを・・古くから 「龍」が日本に伝わっていることは 古墳の壁画などに 東の青龍(竜)として描かれているのでわかりますが 古代の中国人がどのような発想で龍を生み出したかくわしいことはわかりません 竜巻や雷などの自然現象から天と地 水と土 火と金(属)をつかさどる神獣として生み出されたといいます 紀元前2世紀末頃に書かれた「淮南子」には、飛龍・応龍・蛟龍・先龍という龍がいて これらはそれぞれ鳥類・獣類・魚類・甲殻類の産みの親になったと書かれてあり つまり龍はあらゆる動物の祖であり 造物主たる神のような存在であったのですが やがて歴代の皇帝たちはそんな龍の力を皇帝の権力に取り入れます そして中国皇帝のシンボル(五爪二角の龍)となります

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                      龍袍 金黄地綴織    京博蔵


龍の姿は「九似(きゅうじ)」といって 角は鹿 頭は駱駝 目は鬼 項は蛇 腹は蜃 鱗は魚 爪は鷹 手は虎 耳は牛だそうです 想像上の動物というより 寄せ集め?ですね 皇帝が最も重要な祭事のときに着た服には 十二章といって君子の備えるべき美徳を象徴した十二の文様が描かれていました その一つに龍の文様があり 五爪二角の龍文が皇帝専用の文様に決められたのは 1315年のことです

そんな 中国の龍ですが 日本ではどうでしょうか 日本で一番古い書物のひとつ「古事記」には「龍」に関する説話がありませんね もちろん 当時から「龍」は中国からの輸入品という観念があったからでしょう えっ・・「やまたのオロチ」は龍じゃないの?って・・それは後世の人が龍の姿のようにしてしまったもので あくまでも ヤマタノオロチはくねくねと動く蛇のようなものです


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              「怪獣大戦争 ゴジラ対キングギドラ」 東宝 1965  中島春男蔵

ゴジラがイヤミのシェーをしたり 変な宇宙人が出てきたりした映画ですが 子供心に キングギドラにははまりましたね キングギドラはこのひとつ前の映画「三大怪獣 地球最大の決戦」から登場しています キングギドラの造形は同じく 東宝「日本誕生」1959年に登場した八岐大蛇からという



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                 「ディーウォーズ D-War 」  韓国 2007年

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                            D-War
龍?が出る映画というつながりで・・・ これハリウッドじゃなかったんですね 後半のCG以外はなんじゃこれはというとんでもないストーリー・・・昔むかしの怪物軍団の韓国の話を無理矢理現代のロスへ持っていってアメリカ軍(州軍?)と戦闘させるという映画なんですが 最近の韓国映画は「グエムル/漢江の怪物 The Host」といい こんなのもあり?と思わせる映画ですね 脱帽します


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                  サラマンダー Reign of Fire 2002年 英・米合作

そういえば こういう映画もありましたね 6500万年前に恐竜を食べ尽くして絶滅させた 火を吐く 獰猛な飛竜が食べるものがなくなって冬眠していたのだが 現代に目覚めて今度は人間を食べ尽くすという B級映画ですが きらいじゃないですね こういう映画は・・・つっこみどころは数かぎりなくあるのですが・・・・

今回も大きく脱線して またも最後は映画の話になりました  今回はこれくらいで 今年もよろしく・・・・

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コメント(1件)

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新年おめでとうございます。
龍は本当に不思議な生物(?)ですね。龍の起源がどこにあるかわかれば、人類史の謎の一つに迫れるかもしれない、なんて思ってしまいます。
それにしてもなんというステキな映画ばかりなんでしょう! ご覧になったとは羨ましいです。
弥生式の土器に描かれているのは、やはり龍なんですか? シーラカンスみたいにも見えますが(笑)
それから去年の蒔絵展のご紹介ありがとうございました。目の保養ができました。 渚さんの記事、本年も楽しみにしています。
 
☆サファイア
2009/01/07 23:59

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