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zoom RSS 東大寺修二会〜「青衣女人」の正体

<<   作成日時 : 2009/03/29 16:29   >>

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東大寺二月堂の修二会(お水取り)が終わると 上方では寒さが和らぎ 春のような陽気が・・・といいますが このところ寒くなったり 暖くなったりと気温の変化が激しいです 櫻はまだ・・・ですね  みなさんのところはどうですか・・・



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                  東大寺 二月堂修二会  お松明      Wikipedia  
 

東大寺の修二会には もう何年も行ってませんが 最近の新聞記事に この修二会(お水取り)の「お松明」を観る人たちのマナーの悪さがどうのと書かれていました いるんですね 「お水取り」を「お祭り」と勘違いしている人たちが・・・修二会はれっきとした仏事です  カメラのフラッシュを焚いたり ものを食べながら観たり ゴミを捨てたりとか 入ってはいけない場所に入ったり・・・・はやめましょう 最低限のルールは守って下さい そうしないと 今後 一般人の参加は出来なくなるかもしれませんよ(修二会は本来は女人禁制だが 「お松明」を観に来る人は圧倒的に女性が多いです)  


東大寺の修二会(お水取り)といえば 以前 超常現象を研究しているサークルで「青衣女人(青衣ノ女人)」とは一体誰なのかという話が出たことがありました 

「青衣女人」の話は有名なので 簡単に述べますが・・ 昔々承元の頃といいますから鎌倉時代の修二会の時に練行衆の集慶という者が過去帳(東大寺上院修中過去帳)を読んでいると 目の前に青い衣を着た女の幽霊?が現れて 怒りを込めて?恨めしげに「なぜわが名を読み落としたるや」と言うので 集慶はビビリまくり 咄嗟に着衣の色から「青衣女人 しょうえのにょにん」と読み上げたところ 女の幽霊は満足したかのように消えたという


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                          東大寺上院修中過去帳  
二月堂の内陣に納められている過去帳で 5年ごとに新しく書き換えます 奈良時代から現在までの 東大寺や二月堂に関係した人々や修二会に参籠した僧侶等の名前が記されており その人たちの冥福を祈るために特に読み上げられます(5日と12日) 源頼朝から数えて18人目に「青衣ノ女人」と書かれています

これまで 「青衣女人」について まともに調べた研究者がいない?ので(あたりまえか・・・) 謎の女人のまま 現代まで読み上げられています(過去帳を読むのは 練行衆の若手で「しょうえのにょにん」のところは声を落として読むことになっています)

で・・「青衣女人」の正体は・・・ 中国の古典?に詳しい人ならピンときていると思いますが 中国の神話・伝説に 黄帝の娘で「 妭 ばつ 魃」という娘(青衣女人)がいたという 黄帝が蚩尤と戦った時 黄帝は応竜に命じて蚩尤を攻めさせたが 蚩尤は風伯・雨師(風の神と雨の神)を味方につけ 応竜を撃退してしまった そこで黄帝は天上に暮らしていた娘の妭を天下らせ その力によって風雨を押さえ 蚩尤に勝利することができた 蚩尤との戦いの後 妭は天に帰ることができなくなり 彼女のいる所は雨が降らなくなってしまった 家臣の叔均がこのことを黄帝に告げ その後 妭は干魃(日照)の神として「魃」の字で呼ばれるようになり 赤水の北に暮らすようになった(山海経大荒北経・・・中国の神話歴史書だが内容はトンデモ本に近い)

黄帝といえば 日本でいうところのイザナギとスサノオと神武天皇とヤマトタケルを足したような人物ですね その娘の妭ちゃんはアマテラス・・・・ なるほど・・・そういうことか・・・・つまり 過去帳の「青衣女人」は妭ちゃんなんだけれど それは暗に 天皇家の祖アマテラスを指してたりして・・・「おい 過去帳に天皇家の祖を載せないとまずいだろう・・しかし あからさまに 「アマテラス大神」なんて 載せられんしな・・・」とかで 幽霊話をでっちあげて「青衣女人」として載せたとか・・・あくまでも 私のいいかげんな推理ですが・・・・・






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                  興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」

                                      東京国立博物館 平成館
                                      2009年3月31日(火)〜6月7日(日)

東博で阿修羅展が31日から 始まります いつもは 興福寺国宝館のガラスケースの中に入っている阿修羅像がなんと ガラスケースなしで360度鑑賞できます しかも 八部衆像(8体)と十大弟子像(現存6体)の全14体もまとめて見せちゃうというから・・・ 興福寺の太っ腹!!  しかも 今回は 会場のみの限定販売 興福寺公認の精巧な阿修羅フィギュアもあるというから ぜひ 江戸または坂東近辺にお住まいの方は行って下さい

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                  海洋堂製 阿修羅フィギュア 2980円 ほしい!



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                 開山無相大師650年遠諱記念  妙心寺

                                  京都国立博物館
                                  2009年3月24日(火)〜5月10日(日)

一応 京博の宣伝もしときますよってに 江戸で開催してはった 西の御所はんの展覧会が 七条の博物館でやらはるさかいにな・・・  いまさらながら 御所はんの宝もん観るのも 恥ずかしおすやろ せやけど 一度にようけに観せてもらえるよって ほな 行きましょか

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コメント(4件)

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過去帳の「青衣の女人」が、黄帝の女(むすめ)魃姫というのはいいとして、天照神の仮の姿というのは・・・いいかげんすぎますね。 
大神太郎
2009/03/29 21:36
だから いいかげんな推理だといってるでしょう・・・・
なぎさの民俗学者
2009/03/29 22:05
こんにちは。青衣の女性、結局正体はわからずじまいなんですか? 幽霊か、それともどなたか身分を隠した貴人なのでしょうか? 想像がふくらみますね。

それから阿修羅展行ってまいりました。この記事どおり、360度全方位から拝見できました。 やはりガラス越しでは味わえないすばらしさがありました。本当に行ってよかったです。
それから、フィギュア買いました(笑)ご紹介ありがとうございます。読んでいなかったら、予約し損ねるところでした。 
☆サファイア
2009/04/12 10:37
フィギュア・・・買った・・のですか・・いいですね こちらでは手に入りませんので羨ましい・・ とりあえず大事にして下さい ところで 阿修羅像って男? それとも女? どっちでしょうね フィギュアを見ながら想像するのもいいかも・・・ 
なぎさの民俗学者
2009/04/12 21:27

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