なぎさ

アクセスカウンタ

zoom RSS 「ワルキューレ」を観る  ヒトラー暗殺計画

<<   作成日時 : 2009/03/31 13:35   >>

トラックバック 0 / コメント 2

トム・クルーズ(1962〜)の芸能生活何十周年記念とかで 話題?の映画「ワルキューレ」を観ました 映画の内容はご存知の通り 数々あったヒトラーの暗殺未遂の最後事件をメインにしています  


画像

              ワルキューレ Valkyrie 2008年  MGM 東宝東和




映画の題名が紛らわしいですね 知らない人はこの映画の暗殺計画が「ワルキューレ」計画(作戦)だと誤解してしまいます  「ワルキューレ」計画とは 簡単に言うと ドイツ国内やヒトラー自身に何かあった場合に発動する治安維持行動のことで ヒトラーの暗殺を企てた反ヒトラー派(黒いオーケストラ・・・ ワグナーの楽曲ワルキューレから名付けたので ゲシュタポからこう呼ばれた)が 暗殺成功の時にこの「ワルキューレ」計画を発動させる予定であった
したがって 「ワルキューレ」計画はもともと ヒトラー自身も容認していたもので 暗殺計画名ではなかった


で どうして 今 ヒトラーの暗殺計画を映画にするのか よくわかりませんが トム君が 暗殺実行者シュタウフェンベルク大佐(陸軍)に扮しています




画像

                   Claus ・P・ M・ S・ Graf von Stauffenberg(1904〜1944)


映画の冒頭でも描かれておりますが シュタウフェンベルク大佐は1943年北アフリカ戦線で 英軍の戦闘機により 左目 右手の指 左手の指の一部を失う重傷を負う ベルリンに戻って 国内予備軍Ersatzheer (Reserve Army)参謀長に就任したことによりヒトラーの軍事政策スタッフの一員となり 当時の東プロイセンにあった 秘密のヒトラー総統大本営「狼の巣」(Wolf's Lair)に同行する機会が増えたため 以前から 考えていた暗殺計画を実行する もちろん 失敗して 逮捕されて(この時に腕を撃たれて出血)国内予備軍司令部の中庭で銃殺刑になります 映画では 銃殺直前に大佐の副官フォン・ヘフテン中尉が 大佐の前に進み出て銃殺されます その後 出血多量でフラフラな大佐が銃殺(映画のトム君はシャキと立っていましたが)されました もちろん 史実ですが この銃殺刑の模様を 大佐の上司である裏切り者?のフリードリッヒ・フロム上級大将(1888〜1945)が司令部のベランダから観ているところで映画は終わります これは 脚色してるでしょうね

映画が始まって 冒頭びっくりしたのが・・・ドイツ語じゃなく英語なんですね 思わず 横にいた映画関係の人に「英語じゃないですか!!」と叫ぶと アメリカ映画ですからあたりまえでしょ 何か問題でも? という顔をされました・・トホホ  この映画よりも もっと史実に忠実に作られた 暗殺計画の再現ドキュメンタリーが イギリスのBBCで制作されて 随分前に日本でも放送されたことがありました こちらのほうは ちゃんとドイツ語で シュタウフェンベルク大佐もそっくりな役者さんが演じていたと記憶しています





画像

                Erwin・ J・ Eugen Rommel (1891〜1944)

映画では まったく出てきませんが このロンメル元帥も 暗殺計画のとばっちりを受けて 自害させられています

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
「ワルキューレ」は、演じている役者が全てアメリカ人とイギリス人とか。 昔の映画には、ナチの将校が似合うドイツ人の役者がいましたね。 クルト・ユルゲンスとか、ゲルト・フレーベ、ハンス・クリスチャン・ブレヒ、ヴォルフガング・プライス、マクシミリアン・シェルとか・・・
大神太郎
2009/04/04 01:49
マクシミリアン・シェルは オーストリアの俳優です それと 肝心な人を忘れていませんか? そう ハーディ・クリューガーですよ 「遠すぎた橋 A Bridge Too Far 1977年」でのシェルとクリューガーの将軍姿はカッコよかった 映画のほうは「長すぎた映画」という出来でしたが・・・・・
なぎさの民俗学者
2009/04/04 14:58

コメントする help

ニックネーム
本 文
「ワルキューレ」を観る  ヒトラー暗殺計画 なぎさ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる