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zoom RSS またまた 桜井茶臼山古墳の話題とか ヒミコの事とか

<<   作成日時 : 2010/01/12 12:11   >>

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大量の鏡の破片(153個)が出土した桜井茶臼山古墳 出土品の中に 中国の年号「正始元年」(240年)と刻まれた鏡と同じ鋳型製の鏡片も含まれていた   (8日付)


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                    銅鏡の破片    橿原考古学研究所


昨年に続いて 桜井茶臼山古墳の話題です 現在 この古墳は発掘調査中とのことで いろんなものが発見されますね 発見された 銅鏡はバラバラにされていたということで

●盗掘者が足を踏み入れた途端に踏みつぶした 
●最初から破片を納めた(被葬者は生前 破損した鏡を集めてリサイクルしようとしていた)
●中国から譲り受けた一級の鏡をバラバラに割ることは考えられない 盗掘は鏡ではなく 銅の素材を入手するのが目的で 粉々に壊されたのは 盗掘品として足がつかないようにしたのかもしれない

などの説がでていますが・・・どうでしょうね 卑弥呼が魏から貰った?といわれる「正始元年」の銘のある貴重な銅鏡(中国では年号を鏡などに銘するのはほとんどないが・・・)ですから・・・しかし 日本には 何かが宿った「モノ」を そのまま封じ込めるために 毀してしまうということがありますから・・貴重なものであればあるほど 宿りが強いということであえて毀す・・・  わかりません 今後の研究を期待しましょう



で 卑弥呼といえば ヒミコ Himiko です

地球から129億光年の距離に位置している巨大な天体が発見された  これまでに発見された天体の中では4番目に遠い位置にあるという この天体は 邪馬台国の女王「卑弥呼」の名を借りて「ヒミコ(Himiko)」と名付けられている


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          観測史上最大の若い銀河  Himiko      National Geographic     

 
あまりにも遠くにありすぎて 画像がぼやけています 実際には 直径が約5万5000光年ある 銀河らしいのですが 129億光年といえば 129億年前のこの銀河の姿を 今見ているということですね ビックバンが およそ137億年前?といわれていますから かなり 若い銀河です

「一般的には 若い銀河はもっとサイズが小さく 現在見られるような大きな銀河は小銀河が時間をかけて衝突・結合を繰り返して形成されると考えられているが 「Himiko」は現在の成熟した銀河と同程度の大きさであり 同サイズでは最古の天体だ」という しかも「構造にも目立った特徴がある 中心に多数の恒星が集まっている一方で 全体は荷電水素で構成される神秘的な雲に覆われている」とか「外的要因のないままに自然崩壊が進んでいる銀河の可能性もある」とか「水素の雲は周囲の環境から放出されたガスかもしれない 「Himiko」の内部には実際には成熟した銀河があり その銀河の重力でガスが周囲に引き寄せられ 冷却されている」とかで 結局 「Himikoの正体は超大質量ブラックホールなのか 重力による銀河形成初期の放射冷却なのか それとも銀河同士の衝突によるガス放出(スターバースト)なのか」 よくわからない・・・・そうです 謎の天体というわけです 今後の研究を期待しましょう


で 遠くの天体といえば

第215回アメリカ天文学会の発表によると ハッブル宇宙望遠鏡の観測で 約130億年前の史上最古の銀河が発見された  (5日付)


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              宇宙最深部をとらえた近赤外画像   2009.8  NASA, ESA


つぎつぎと 最古(遠く)の銀河が発見されますね 2009年7月には ハワイのすばる望遠鏡が 129億光年先の銀河を発見したばかりでした この最古の銀河は「「詳細に観察するとあらゆる形状の銀河が見受けられる 銀河が誕生してから間もない初期宇宙の姿だ ほとんどの銀河が生まれたばかりで サイズは天の川銀河の5パーセントほど 質量も1パーセント前後と非常に小さい」ということで 「初期段階の銀河が”種”となり 現在の巨大銀河が形成されたのかもしれない」としている  

2014年?に打上げ予定の ハッブル望遠鏡(口径2.4m)の後継 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(口径6.5m)が稼動すると どこまで 宇宙の深遠部が拡がるのか 楽しみですね 宇宙年齢は遠方の天体を観測して得られる宇宙の膨張速度から求められています(ハッブルの法則・・・だが確実ではない  他には 白色矮星の年齢(温度)測定や宇宙背景放射の観測などがある)


現在 宇宙の年齢は約137億年 つまり 137億光年の拡がりがあるということで これからの観測で 137億光年先の天体が発見される可能性?もあるかもしれませんね これまでの 宇宙論を根底から覆すような 発見があればいいのですが・・・・


「ある 科学者が 宇宙の果てはどうなっているのだろうと知りたくて どんな遠くのものでも見ることの出来る望遠鏡を発明した そして 科学者は  夜になるのを待ちかねて その望遠鏡を 星空に向けた  そして はやる心で望遠鏡をのぞいた・・・で・・ 科学者が 見たものは なんと 望遠鏡をのぞいている 自分自身の目玉だった・・・」 

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
今年も、スケールの大き話で幕を開けましたね。 なぎささんの記事は、微妙に知的で、専門的かと思えば、茶の間のよもやま話ぽいところもあって・・・今年もクセになりそうです。
大神太郎
2010/01/13 14:58
本年もよろしくお願いします!
盛りだくさんの記事楽しみにしておりますよ^^)
桜井茶臼山古墳から大量の銅鏡が発見されたというニュースは新聞で読みました。それが魏の国から卑弥呼に贈られたとか?あの曹操の魏ですか?
映画「レッド・クリフ」で、赤壁の戦いの詳細と、曹操の人物像(あくまでフィクション)を知ったところです。
…で「レッド・クリフ」!中国の人口を考えると、俳優も良い顔してますね、
厳選されてるから?とくに、三国の主君を演じる三人、絵になってました。
トニー・レオンの甲冑姿はピンとこなくて、やはり「インファナル・アフェア」
3部作につきます!!
むりやり映画に引っ張って、新年のご挨拶といたします
sasapanda
2010/01/13 22:46
大神太郎さん 今年も お手柔らかにお願いします

sasapandaさん そうですよ あの曹操の魏です 蜀漢の出身の陳寿が「三国志」を書いたからというわけでもないと思いますが 明の時代に書かれた「三国志演義」では 曹操が 悪者になっていますね 実際の曹操は 有能な武将で政治家であったといわれています 「レッド・クリフ」のチャン・フォンイー演じる曹操は 私的には 意外と三国志演義の曹操のイメージに合っていました  中国の人は 三国志には特別な思い入れがあるので それなりに キャストをそろえないといけませんから・・・ということで 今年もよろしくお願いします
なぎさの民俗学者
2010/01/14 12:33
こんばんは。本年もよろしくお願いいたします。

桜井茶臼山古墳の鏡片、興味をかきたてられます。土偶展に12月に行ったのですが、土偶もほとんどが割られていたそうですね。東博の英語の説明ではavatarという用語でその可能性を示唆していました。<何かが宿った「モノ」を〜>!このあたり非常に興味深いです。今年たくさん遺物が土中からの発見があればいいなぁ!
<宇宙論を根底から覆すような 発見があればいいのですが・> 本当にそう思います。私的にはスイスのLHCがどんな発見をするのかな?って興味しんしんです。それから、「遠い道」読了しました。疎開について知らなかったし。実にいい作品ですね!原作(アレは原作の原作)を読んでよかったです。ご紹介ありがとうございました。
三国志は北方謙三で読んだのですが不十分かも(笑)岩波の?怖ッ!レッドクリフは劇場で見ましたが面白かったです。 伏見のあたりはとても興味深いです。今年もなぎささんの記事、楽しみにしております。 
☆サファイア
2010/01/16 18:25
サファイアさん こちらこそ 今年もよろしくお願いいたします 「土偶展」に行かれたのですね  こちらの方でもやって欲しいのですが・・ 私は三国志は吉川英治で読みましたよ どれを読んでも似たり寄ったりじゃないでしょうか? 
今年も 私の好奇心をしっかり!!と喚起してくれるサファイアさんの素敵な記事をたのしみにしています
なぎさの民俗学者
2010/01/18 12:41

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