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zoom RSS サントリーミュージアム 「ポーランドの至宝」展を観に行く・・とか

<<   作成日時 : 2010/10/19 11:21   >>

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天保山のサントリーミュージアムで開催中の 「ポーランドの至宝」展を観に行きました 

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           「ポーランドの至宝 レンブラントと珠玉の王室コ レクション」

                        サントリーミュージアム天保山  2010年10月6日(水)〜10月31日(日)


サントリーミュージアムといっても 江戸にあるサントリー美術館とは違います 大阪の天保山の方です 

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で 今回は ポーランドの至宝ということで 王室コ レクション(旧ポーランド国王スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ(1732〜1798)のコレクション)の中からの展示です



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           「額縁の中の少女」   レンブラント・ファン・レイン 1641年  Royal Castle, Warsaw
 
額から 手がはみだしている なにげに観ると おや?と 2度観直したくなる絵です  


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           「机の前の学者」    レンブラント・ファン・レイン 1641年  Royal Castle, Warsaw


この絵も わざと 机の上のノート?を机からはみだすように描かれています


レンブラントは 騙し絵(立体感)に一時 興味があったらしく その時分に描かれた絵という  手堅く真面目?に生きたルーベンスと違って 波乱万丈の人間味溢れた生き方をしたレンブラントです 少しは遊び心もあったのかもしれませんね
 
ポーランドはかつて 東ヨーロッパの大部分を占めるほどの大国でしたが 紆余曲折を経て 1795年にロシアとドイツに分割されて 消滅しました その時にこの王室コ レクションも散失したという その後 いろいろあって 20世紀初めに復活するのですが またまた 第二次世界大戦で ナチスドイツの侵攻を受け 首都ワルシャワは 地上から消されるくらい破壊されます ドイツ敗戦後は ソ連により 東側(共産圏)に組み込まれました  東側で列車に乗って国境の駅につくと 武装した警備隊が乗り込んできて パスポートや身分証の提示をさせられて かなりビビります ちょとでも不審な点があれば列車から降ろされて駅の事務室へ連れて・・・・言葉がわからないので大変な恐怖を味わうことになります・・・映画みたいなことが 本当にありました


冷戦後は ポーランドも民主化して  離散していた王室コ レクションも 少しづつ戻ってきました 今回の日本初公開のレンブラント2点もそうだということです 1957年に日本はポーランドと国交を回復(第二次世界大戦ではポーランド亡命政府は連合国側というか 日本に宣戦布告しています)しますが 文化交流は やはり 冷戦後の1990年以後です  

日本で レンブラントが観られることを 誰に感謝するべきなのか・・・・・・

今回の展示会は レンブラント(これが目玉だけどね)以外にも 色々あります  コペルニクス、ショパン、キュリー夫人などのポーランドの有名人に関する資料などの展示もあったりして この際 よく知らない国ポーランドを知ってみるのもいいと思います



天保山は場所的に行きにくいところなので 仕事中に時間を取って車で送ってもらいました そのせいか 今回は ゆっくりと時間をかけて 観ることができませんでした サントリーミュージアムは 集客状況が悪くて 近く 無期限休館予定だそうです どでかいIMAXシアターなどもあったりしたのですが(そのために 展示スペースが狭くなった?) JR弁天町駅あたりにあれば 少しは交通の便がよかったのだけれど・・・残念です




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              「 鉄の男 Man of Iron」  1981  東宝東和

ポーランドの独立自主管理労働組合「連帯」の結成(1980)前夜を描いた作品 東ヨーロッパの民主化は これから始まったといってもおかしくはない もちろん 中心人物は レフ・ワレサ(1943〜) 私にとってポーランド人の有名人といえば この人だけどね・・・・



                                                 今日は ここまで

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コメント(2件)

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ポスターを見て、ふ〜ん!ポーランドにレンブラントのコレクションがあるのかあ!と感心して眺めたのを思い出しました!会場は大阪だったのですね!
ヨーロッパの国々は、戦争のたびに、国境が変わる過酷なところ、ポーランドは、その最たるものではないですか?
前大戦で美術品は国外に流出してしまったのではないか?という固定観念が有りました!
レンブラントの描く肖像画はどれも、観る者を見返すようなまなざしが、印象的で、この「額縁の中の少女」も、可憐な姿で、語りかけてくるようですね♪

私にとってポーランドの有名人と云えば、傑作コメディー「吸血鬼」の監督、ロマン・ポランスキーです!(^^)
sasapanda
2010/10/20 08:41
そうなんです 中世ヨーロッパはポーランドにも 収集マニアのような国王がいたんですね 「ポーランドの至宝」展は 江戸八王子の美術館でもやっていましたよ 
日本も中国やロシアと国境で揉めていますね 戦争の基本は陣地の取り合いですからね 前大戦で美術品は国外に「流出」ではなく「略奪」というほうが近いでしょう 「略奪」されなかった国はアメリカとイギリスぐらい?  写実主義の絵画は まさに絵画の人物が 意思を持って語りかけるような「まなざし」があることでしょう  
私は永らく ロマン・ポランスキーはフランス人だと思っていました ガチガチのポーランド人だった(笑) 
なぎさの民俗学者
2010/10/21 14:35

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