なぎさ

アクセスカウンタ

zoom RSS iPS細胞とか

<<   作成日時 : 2011/08/14 15:20   >>

トラックバック 0 / コメント 2

京都大学の斎藤通紀教授と林克彦講師らのチームは マウスのiPS細胞 ES細胞それぞれの万能細胞から精子をつくり出し その精子を使って受精、出産にも成功した  (5日付)

京都大学の山中伸弥教授が開発したiPS細胞を作り出すための基盤となる技術(皮膚の細胞に3種類から4種類の特定の遺伝子を入れるなどしてiPS細胞を作りだすもの) 京都大学は この技術の特許をアメリカの特許庁に出願 このほどこれが認められた     (11日付)


画像

                         iPS細胞     京都大学


1866年 メンデル(1822〜1884)のメンデルの法則(遺伝)の発見
1882年 ヴァルター・フレミング(1843〜1905)が後の「染色体」を観察  
1953年 ロザリンド・フランクリン(1920〜1958)によるDNAの二重らせん構造のX線回折写真
1969年 ハーバード医学校の研究チームがはじめての遺伝子隔離を成功
1973年 スタンリー・コーエン(1922〜)とハーバート・ボイヤー(1936〜)が遺伝子 組み換え技術を確立
1976年 南サンフランシスコで 世界最初の遺伝子工学会社ジェネンテック inc  設立
1978年 ジェネンテックが ヒトのインスリン遺伝子のクローン化に成功
1982年 米国食品医薬品局(FDA)が 遺伝子操作された薬品をはじめて認可した
1983年 アメリカ シータス社のキャリー・マリス(1944〜)が PCR法によるDNAの増幅方法を考案
1984年 イギリスのレスター大学のアレック・ジェフリーズ(1950〜)がDNA鑑定を確立 
1986年 米国食品医薬品局(FDA)が 遺伝操作された人間用のワクチンを認可
1989年 アメリカで 国際ヒトゲノム研究所が設立
1990年 アメリカのウィリアム・アンダーソン(1937〜)が 初の遺伝子治療
1993年 ジョージワシントン大学の研究者たちがヒトの受精卵のクローンを培養
1997年 イギリスのロスリン研究所で ドリーという名前のクローン羊が誕生
2003年 ヒトのDNAすべての配列を解析
2006年 京都大学の山中伸弥(1962〜)たちが iPS細胞を確立


メンデルの遺伝の法則から 主だったものを列挙しましたが ほとんどが欧米というか アメリカですね 先端科学というのはやはり アメリカが強いです 研究者にとってよい環境(資金面も含めて)なのでしょう 日本もこの頃は 口は出すが 金は出さないを改めて 最先端科学や技術にやっとこさ 予算を組んで支援するようになって来ましたが 大学等 研究者を取り巻く環境はまだまだ封建的なものがあったりして 優秀な研究者が海外で活躍するということは当分続きそうですね

そういう中で iPS細胞の開発競争の勝利 アメリカでの特許取得というのは 素晴らしいことです 特許に関していえば 日本や欧州は先に出願した者に権利が与えられる「先願主義」(日本や欧州ではiPS細胞生成についてはすでに登録済) アメリカは先に発明した者が権利を得る「先発明主義」で これで 名実ともに発明者としても認められたわけです 2006年に開発して すぐにWIPO(世界知的所有権機関)に出願してから 5年・・・・で米国特許商標庁に登録される運びになるわけです 山中教授は「特許獲得にはiPS細胞の論文を書くとき以上の労力がかかった」と語っています ご苦労様



さて そのiPS細胞・・・・・よくはわからんが 体細胞に特定の遺伝子を何種類か組み込むことで 体を構成する組織や臓器を作ることが出来る分化万能細胞・・・やES細胞・・・・胚(受精卵から 分化する際の細胞)を取り出して フィーダー細胞と組み合わせて培養した胚性幹細胞で 体を構成する組織や臓器を作ることが出来る・・・などでとうとう 生殖細胞まで作っちゃたわけですね  今後 どこまで行くのでしょうか 自然が 何十億年もかかって作り上げたものを 人間はたった 100年ほどで作り変えていくわけですね・・・・
  

注・・・iPS細胞もES細胞も 倫理上の問題や拒絶反応 脳細胞の完全再生 遺伝子組み換えによる事故など 問題が多く残っています まだまだ 万能の細胞というわけではありません 人間を使った研究がほとんどされていないので  再生医療の現場に出てくるのは もう少し先?になるのでは




で 映画の話


画像

              小さな命が呼ぶとき Extraordinary Measures  2010 CBS SPE


ブレンダン・フレイザー扮する エリート・ビジネスマンが難病に冒された自分の2人の子供の治療薬を作ろうと 会社をやめて  ハリソン・フォード扮する 難病研究の権威 ネブラスカ大学の医学博士と2人で 製薬会社を作るという実話を基にした映画でしたね この映画を観ると アメリカの大学の研究者の立場や 企業と研究のビジネスライクというか シビアな関係がよくわかります 




画像

                  スプライス Splice  2010   Klock Worx


エイドリアン・ブロディとサラ・ポーリーが 夫婦の科学者役で出ている映画でしたね  人間やら動物(爬虫類と鳥類も?)やらのDNAやら何やらを混ぜ合わせ?て 訳のわからない生物をつくり出すわけで もう 冒頭の部分から結末は悲惨なことになるぞ・・・とわかってしまう映画です  しかし 本当に どこかの国の製薬会社や大学の研究室で 映画と同じようなことしているような マッドな研究者はいない・・・・よね




画像

         「DNAをなんとかしろって おいおい 気は確かか ここは最前線の野戦病院だぜ」

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
暑い日が続いていますね。 熱中症って言うんですか、あれって私らの子供の頃によく言っていた日射病と同じですかね。 盆休暇を取っても仕事のやり残しがあって前半サボっていたら、後半徹夜でやることになりました。 まるで夏休みの宿題みたいです(笑)。 みんな(私の家族も含めて)はあまり口には出しませんが、東日本に住んでいる身にとっては放射能汚染が心の底に溜まった澱のようにすっきりしません。 
大神太郎
2011/08/16 02:32
今どきの住宅やビルは エアコンがないと夏が過ごせませんね 私の子供の頃は 役所も郵便局も銀行もクーラーなんてなかった もちろん家も・・ 玄関と裏庭の戸を開けると風が通り抜けたものです 
日射病ですけれど熱中症の分類に熱射病があり さらにその中のひとつに日射病があるというわけです
放射能汚染に関しては なんとも言い様がありません 結論から言うと水素爆発を起こした時点で全て終わっています 
なぎさの民俗学者
2011/08/17 18:26

コメントする help

ニックネーム
本 文
iPS細胞とか なぎさ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる