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zoom RSS ローマ人の物語 文庫全巻イッキ読み  中高年の読書

<<   作成日時 : 2011/10/30 21:20   >>

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塩野 七生(1937〜)の「ローマ人の物語」全43巻(文庫版) 一度に読みました 3ヶ月くらいかかったのかな・・・



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    ローマ人の物語文庫版全43巻+スペシャルガイドブック   新潮文庫



内容はむつかしくはないし ローマのことなんか全然知らんもんね という方でも読めます 但し 人物が沢山出てきます 同じような名前やら敵か味方か はたまた友達か赤の他人か 何気なく読み進めると人物関係が訳わからなくなります 面倒ですが初めて読む方は 登場人物の簡単なメモを取りながら読むと格段に内容が頭に入ります 後でその人物や事件などをもっとくわしく調べるときにも便利です 
帝政に入ってからは 皇帝がこれでもかというくらい出てきます カラカラ帝あたりまではなんとかついていけますがそれ以後の皇帝のめまぐるしいこと・・・・・どこかの国の首相みたいです




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                                         museo della civolta' romana



さて 「ローマ人の物語」ですが いうまでもなく ローマ人全般の物語ではありません 帝政以前は執政官 帝政以後は皇帝たちの物語です まあ なんというか いわゆる「塩野史観」とも言うべきもので 国の存亡は上に立つものの器量しだいで左右されますよということです・・・ね  
実力というか器量がものをいった執政官(軍事的にも成果を出した)時代はローマはどこの国家よりも発展したが 帝政になり 器量よりも 家柄だとか派閥とか棚からぼた餅的に権力を手に入れられるようになると カエサル暗殺からわずか200年足らずでローマに翳りがでてきますね キリスト教とか膨れ上がった領土維持とかあったけれど 早すぎますね このあたりがこの「ローマ人の物語」が 経営者やどこかのリーダーと呼ばれている人たちに愛読されている由縁なのですが しかしね もともと器量のない人は経営者やリーダーになっちやいけませんよ

「ローマ人の物語」文庫版43巻 全部読むのは無理だという中高年の方々 ハンニバルが出てくる3〜5巻と カエサルが出てくる8〜13巻 そして できればローマ滅亡の32〜42巻あたりを読んでみるのも面白いでしょう





閑話休題


「ローマ人の物語」はおもに 権力者の系譜ですが じゃあ 一般のというか 庶民のローマ人の物語はないのか・・・とおっしやる方のために


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         古代ローマの日常生活  文庫クセジュ  白水社


ピエール グリマル(1912〜1996)の本です ある意味基本中の基本です ローマ時代を時代別にわけてそれぞれの人々の生活を述べています


あるいは


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        古代ローマ人の24時間---よみがえる帝都ローマの民衆生活  河出書房新社


アルベルト・アンジェラ(1962〜)の本です  紀元115年第13代トラヤヌス帝治世のローマのある1日をひとりの人物(語り手)の一日の経験として描くのですが これも面白い




さらに もっと専門的な本はないのかと言う方には


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                   古代ローマ生活事典   みすず書房


カール=ヴィルヘルム・ヴェーバー (1950〜)の本です 事典と訳されていますが 読み物にもなります ローマの映画やドラマの時代考証にもなるでしょうね  ただ値段が高いので 図書館あたりで購入してもらってください



ちょと変った本としては


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               ローマ人の愛と性  本村 凌二  講談社現代新書


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          トリマルキオの饗宴―逸楽と飽食のローマ文化  青柳 正規  中公新書



などなど あります とくにローマに興味がなくても内容的に 面白いです


    
                                         ということで 今日はこれまで

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コメント(2件)

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おはようございます!
イッキ飲みならぬ、イッキ読み!まいりました!
塩野七生さんの歯切れの良い文章好きですね♪
実は、ルネサンス期のヴェネツィアを描いた「海の都の物語」全6巻を読み終わり充実感に浸っていた処でした(^^)
次は「ローマ人の…」に挑戦してみようかな?と思っていた矢先のこちらの記事!参考にさせて頂きます♪
なにしろ、イタリア人の名前は、訳わかんないですからね!長いし読みにくいしで…一覧表出来ちゃいますよね!
お勧めの巻にチャレンジしてみます♪
sasapanda
2011/11/01 10:02
sasapandaさん こんばんは  
ローマにも行ってこられたようで「ローマ人の物語」を読むにはいいタイミング?かもしれませんね 私はこれから「海の都の物語」を読思うかなと・・
なぎさの民俗学者
2011/11/01 23:43

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