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zoom RSS 特別展覧会 王朝文化の華 陽明文庫名宝展 京都国立博物館

<<   作成日時 : 2012/05/26 01:09   >>

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                       特別展覧会 王朝文化の華 陽明文庫名宝展 京都国立博物館
                          
                                              2012年4月17日(火)〜5月27日(日)



上方は・・春先から ほとんど3日に一度くらいの割合で雨が降っておりますな・・・・みなさんの地方はどうですか


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で・・・今にも雨が降りそうな京都にぶらぶら出かけました 京博と 龍谷ミュージアムの両方の招待券を貰っていたのですが 中々行く機会が取れなくて 展覧会の終わり頃になってあわてて行くという事態・・・ということで 今回は一日で京博と 龍谷ミュージアムの「仏教の来た道」のW見学ということになりました


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    いつもながらの京博 入り口  前回 来たのは「法然 生涯と美術」だから・・・一年ぶりですよ・・・そんなにごぶさたしてたのか・・・・


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    展覧会の終わり頃だからか 結構な人が来ておりました 聞くところによると午前中は平日でも入場制限をしているとか・・・


かなりの割合で来場されていたのは 中年のご婦人方です もちろん 王朝文化の華とか 名宝展とかの言葉やパンフレットやポスターの華やかさに騙されて・・・失礼・・・惑わされて 期待に胸膨らませて来られているとは思いませんが・・・ 


「陽明文庫」ですから その意味するところは文・庫です つまり 地味な書き物・・そのほとんどは近衛家の歴代当主の日記・・・・その白眉は藤原道長(966〜1028)の御堂関白記ですな・・(因みに道長は関白には就任しとらんけどね)




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                   御堂関白記(法成寺摂政記) 998〜1020年 国宝  

具注暦という・・・当時のいわゆる便利日記帳?・・・長さ10mくらいもある巻物に書かれています   道長は意識してちゃんとした日記を書こうとしたわけではなく?・・・というか本来「日記」ではないのですが・・・ 覚書のようなも  自分の書いたものを他人に見せるつもりはない・・と道長自身語っております・・ あくまでも 自分の子孫が後ほど恥をかいて困らないように覚書(宮中での出来事や故実などをメモ感覚で書き残す)として書いたものです だから研究者が指摘しているような意味不明な文章や 誤字脱字があってもおかしくはないと思う 私だって 以前書いたメモが 後になってなんの事を書いたのか自分自身わからなくなることがあります(笑)  
御堂関白記は 近衛家目録などから本来 36巻あったようで 現存するのは今回展示された道長自筆の14巻と古写本12巻です 1000年前の超有名な歴史上の人物の自筆日記?を観賞できることを・・・ これらの文庫を応仁の乱や京の大火事から守り通した・・・近衛家の人々に感謝感謝

 




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                     熊野懐紙(後鳥羽天皇宸翰) 1200年?  国宝  


後鳥羽天皇たちが 熊野詣の折に催した和歌会の時に用いた懐紙 後鳥羽天皇のほかに藤原家隆 寂蓮の計3幅 しかし家隆さん 懐紙を有難く頂戴して残して置いてくれたのですね 即効で詠んだ和歌を書き付けたメモ用紙・・懐紙といえども今では 国宝ですよ!



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             倭漢抄(近衛本和漢朗詠集) 下巻 伝藤原行成筆 平安時代 国宝  

            
もともとは料紙に書かれている上下巻からの調度手本で 上巻は早くに散逸し 現存する上巻断簡は藤田美術館などに所蔵されている  料紙は 白・薄黄・縹・橙・朽葉などの具引地に 獅子二重丸唐草文・双鳳凰唐草文・通草唐草文・花襷文・亀甲繋文・合生唐草文などの型文様を 雲母刷り 蠟箋によって表した美しい唐紙を用いている


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                  青磁鳳凰耳花生 銘「千声」  南宋時代  重文 


江戸時代に数寄者だった後西(後西院)天皇(1638〜1685)が 「青磁鳳凰耳花生 銘「万声」 国宝 久保惣記念美術館蔵」の対として「𢭏月千声又万声」の詩句によって名付けられたもので どういう訳か 近衛家の「千声」は重文  双方ともに 中国 南宋時代浙江省龍泉窯で焼かれたものが 日本へ伝来




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                 白磁無地金襴手馬上盃 「金琺瑯」  清時代


清朝の磁器で 近衞家27代目の家凞(1667〜1736)が 茶湯の菓子器として使ったと「茶湯之記」にあるが 本来の用途は不明 島津家より献上されたと山科道安の「槐記」に書かれている
                                           


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               四季花鳥図屏風 酒井抱一筆 右隻  1816年




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                         近衞家X遺愛の茶道具



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                          銀細工雛道具  江戸時代

                     驚くほど 小さくて 精巧に作られています




などなど 陽明文庫の主な収蔵品140点ほどが展示されています(因みに陽明文庫の総収蔵点数は約20万点)興味のある方はお早めにお出かけ下さい 27日まで



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           平常展示館は現在建替工事中につき 平常展示は休止しております  
           新平常展示館は2014年春の完成予定です  
                                           京都国立博物館



ということで 次回は 龍谷ミュージアムの「仏教の来た道」展へと参ります  つづく



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