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zoom RSS 近代洋画の開拓者 高橋由一 展  京都国立近代美術館

<<   作成日時 : 2012/10/21 20:00   >>

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台風やらなんやらで ここしばらく天気が不順だった上方ですが この週末の土日はすこぶるつきのいい天気に恵まれました  みなさんの地方はどうですか

芸術の秋というわけでもありませんが 京都へ出かけて行きました

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                    京都はすがすがしいほどの快晴ですな

まずは
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          京都国立近代美術館で開催されていた 高橋由一 展 10月21日まで


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 明日で終了というのに 人がまばらです 近代美術館は ルノワール+ルノワール展以来ですから4年ぶり!!

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  例によって 3階へ・・・1階ロビーが吹き抜けになっているので2階がない・・・展覧会場に入って驚きました 結構な数の人が入場しておりました


さて 高橋由一 展ですが・・・
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                丁髷姿の自画像  1866〜67  笠間日動美術館蔵


高橋由一(1828〜94)は 下野国佐野藩(栃木県佐野市)の武士の出(生まれたのは江戸ですけど・・) 最初は狩野派などの日本画を学び 武士よりも絵師として生きることになるのだが 20代に西洋(アメリカ?)の石版画を観て 洋画(油絵)の研究へと進む・・・・

これまでの日本画にはなかった 洋画の物事をリアリズム(写実)に描くということに衝撃を受けたのですかね この時代 すでに写真がありました 高橋由一自身も写真をもとにした絵を描いています 絵や図というのは 時として 写真よりも写実性に富んでいることがありますね   関係ないけど家人が持っている 魚や植物の原色図鑑も写真ではなく 絵です



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                   西周像     1893      津和野町郷土館蔵    



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                 墨水桜花輝耀の景  1874   府中市美術館蔵


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                     不忍池     1880?   愛知県美術館蔵


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                 甲冑図(武具配列図)  1877   靖國神社遊就館蔵



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                    花魁   1872  重文  東京藝術大学蔵

有名な絵ですな 遊郭稲本楼で進んでモデルになろうとする娼妓がいない中 四代小稲がモデルになる 本人は美人娼妓と自負しているわけで 日本画のようなディフルメ?された美人画に仕上げてくれると思っていたらしい  しかし 高橋由一は観たままを描いた 完成した絵を観た小稲は 私はこんな顔じゃありませんと泣いて怒ったという 写実というのは・・・・残酷ですな


さてさて いよいよ 鮭ですよ
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                        鮭図    笠間日動美術館

 板の上に直接描かれているので 木の木目がそのまま絵になっていて 超写実ですね


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                       鮭      山形美術館寄託


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                        鮭  1877?   重文  東京藝術大学蔵

超有名な鮭の絵です  正確に言うと新巻鮭ですが いや この3点の鮭の絵 初めて観ましたが 特に重文指定の鮭の絵は 大きい こんなに大きかったのかとあらためて感心しました 

高橋由一はこれ以外にも 鮭の絵を描いているといわれていますが 確実に彼の絵であるとされているのは上記の3点のみ しかも 製作年代もよくわからない まあ 3点そろいぶみで鮭が観られることはめったにない


高橋由一は幕末から明治にかけての西洋画の画材が自由に手に入らない時代 自ら油絵具を試作したり 竹や鯨のヒレを使ってパレットナイフに代用したり カンバスもなかったので麻布や 和紙に膠と油を引いたものに描いたりと試行錯誤しながら油絵を研究していたという  今回の展示会は 高橋由一を知るには ボリュームもあり よいチャンスでした



ということで 近代美術館 の4階 展望ルームから
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神宮道をへだてて 向かいの京都市美術館では 大エルミタージュ美術館展をやっておりますな 次はそこに行きます・・・というか 今年の秋は美術館めぐりが目白押し・・・

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京都市美術館の大エルミタージュ美術館展のあとは 奈博の正倉院展 そして 大阪市美術館の特別展 北斎
そしてそして 神戸市博物館のマウリッツハイス美術館展・・etc

展望ルームから 
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追記
  いや〜 ついつい勢いで買ってしまいました ほら 展示会場の最後にある特設売店で・・・・





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                        鮭ストラップ  650円也!

家人に見せると 「なに買ってるのよ」と呆れられると覚悟していたのですが・・・「あら 可愛い」って言われて横取りされました 鮭だけに 熊かよ!!


                                というわけで  おしまい

                                       次は 大エルミタージュ美術館展です

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おはようございます!おひさしぶりです!
京都は秋晴れですね♪気持ち良さそう!
私が訪ねる時はいつも雨ですが…

高橋由一の鮭、東京芸大美術館で見ました。不気味なくらいリアルでした!
花魁も怒るわけです(^^)
江戸末期から明治初頭の頃、新しい技法で試行錯誤した画家たちの作品、興味有りますね!秋田蘭画とか、版画の小林清親とか…
過渡期のエネルギー感じます!

昔はお歳暮と云えば新巻鮭という時代がありました(^^)
一匹全部大切に食べ切った物です!熊じゃないけど!
ストラップの鮭も結構リアルですねえ…
sasapanda
2012/10/26 09:46

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