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zoom RSS 特別展 マウリッツハイス美術館展  神戸市立博物館  神戸散歩その1

<<   作成日時 : 2012/12/26 17:41   >>

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年の暮れという雰囲気になってきましたね・・・ってどういう雰囲気だ・・・ みなさんの地方はどうですか えっ 忙しくて くだらないことにかまっていられない・・・すいません
みなさんが 忙しくしている折 私は暢気に神戸へ 「マウリッツハイス美術館展」を観にいきました

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     開館30年記念特別展「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」 神戸市立博物館
                                              平成24年9月29日〜平成25年1月6日


 
京都 奈良 大阪と続いてきた散歩も 年の暮れになり いよいよ 大詰めの 神戸です 今回は 以前 観たにもかかわらず記憶がない フェルメール「真珠の耳飾りの少女」をじっくりと観てやるというリベンジ・・・大袈裟です(笑)


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                      阪急梅田駅から特急で三宮まで 



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                       三宮へ 天気が冬空ですな



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     師走の神戸  年末に神戸に来るのは滅多にないです



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              神戸三宮センター街 少し時間が早いので 混雑してません・・・・な



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神戸市立博物館に到着 ここへは 大英博物館 古代ギリシャ展以来です


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                     おっと・・待ち時間なしだ 早く観ようぜ・・




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神戸市立博物館を知らない人のために特別に公開・・・なんて 中はこんな風になっています 観客の90%は女性ですな





ということで マウリッツハイス美術館展です  マウリッツハイス美術館が改修工事にはいるために 「おまえら休んでる暇はないぜ とっとと稼ぎにいきな」といわれて 日本に出稼ぎに来た作品48点です ラインナップはまあまあです フェルメールが2点 「真珠の耳飾〜」が 今回は来ているので文句はつけられないでしょう 欲を言えば 「デルフトの眺望」と それと レンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」があれば 完璧なんですが・・・・ この2点は他の国に出稼ぎに行ってるのかしら・・・ 



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         ヤーコプ・ファン・ライスダール 「漂白場のあるハールレムの風景」   1670〜75年頃

ヤーコプは風景画の画家です 解説によると 「本作は典型的なオランダの風景」だそうです わたしゃ 典型的なオランダの風景とはなにか よくわからん よくあるパターンという意味なのか・・・わかる人だけわかる そうでない人は煙に巻く・・ということか・・展覧会の作品の解説によく使われる「典型的」という言葉 何のことだとよく考えると よくわからん・・でしょ (典型的具体的に説明すると 典型的でなくなる)





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                  レンブラント・ファン・レイン  「スザンナ」 1636年 

スザンナは旧約聖書外典(ダニエル書13)の中の話で 堂々と裸体の女性を描ける(笑)ということで 色々な画家が描いておりますが レンブラントが描くと スザンナもこうなるか・・・  話は 人妻のヘブライ人スザンナは変態の2人の長老に 水浴を盗み見されその後 関係を迫られます もし断るなら おまえが若い男と密会していると告発するぞと脅されます・・・とんでもないやつですね スザンナはもちろん密会などしていませんから断ったため 結局告発されてしまい 死刑を宣告されます そこでダニエル君が登場 2人の長老をそれぞれ別個に聴取し くい違いを指摘してスザンナの無罪を実証する  写真ではわかりにくいが 実物をみると 右側に変態のぞき長老の横顔が描かれています


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                 レンブラント・ファン・レイン 自画像 1669年


この展覧会にはレンブラントの作品が6点来ています この自画像は 生涯60点近くの自画像を描いたレンブラントの最後の自画像ということです・・・が ロンドン・ナショナル・ギャラリーにある自画像も同じ1669年に描かれていますね






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             ペーテル・パウル・ルーベンス 聖母被昇天(下絵) 1622〜25年頃


これは 有名なノートルダム大聖堂・・・ベルギーほうだよ・・の祭壇画の下絵です あの「フランダースの犬」に出てくるやつですね 





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                      フランス・ハルス 笑う少年 1625年頃

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                  フランス・ハルス ヤーコプ・オリカーンの肖像 1625年


解説によれば ハルスはフェルメール レンブラントと並び17世紀オランダ絵画の三大巨匠だそうです しかし この時代にしては 絵のタッチが斬新?(笑)です 中流から上流階級の注文を多く集め のびやかな筆づかいによって名声を博しました・・・とのことですが 微妙な描き方ですね





 
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           ヤン・ブリューゲル(父) 万暦染付の花瓶に生けた花  1605〜15年頃


フランドル画家ヤン・ブリューゲル(父)は巨匠ピーテル・ブリューゲル(父)の次男で 兄は 地獄絵図をよく描いたので 地獄のピーテルと呼ばれた画家です  ヤンの息子のヤン・・ややこしいが同じ名前・・・も画家です フランドル画家とは14〜15世紀にフランドル地方で活躍した画家のことです ヤンは人物画よりも 静物(花)や風景画(森や林)を得意としました






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                    ヤン・ステーン 牡蠣を食べる娘  1658〜1660年頃 



解説によると ヤン・ステーンは 宗教画 歴史画(物語画)なども描きましたが 何といっても彼の名を高からしめているのは 居酒屋や庶民の活気に満ちた祝宴の情景を描いた風刺の利いた風俗画です・・・ 「牡蠣を食べる娘」の娘は 牡蠣に塩を振りかけています 当時 牡蠣はエロティックな働きがあると考えられていました 女性の背後にはベッドがあり 彼女は鑑賞者を誘うような 思わせぶりな視線を送っています・・・いやあ〜いいですね こんな不埒な絵は・・個人的に(笑)・・・ 絵がかなり小さいのも 密かに・・ということですかね






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                 ヨハネス・フェルメール  ディアナとニンフたち  1653〜54年頃


「ディアナとニンフたち」はフェルメールの最初期の作品だそうで 当初はフェルメールの作品ではなく ニコラース・マースの作品と思われていましたが 後にマースの署名の下からフェルメールの署名が出てきたという さらに1999〜2000年にかけて大掛かりな修復作業がマウリッツハイス美術館で実施され フェルメールが描いた当初にもどされた


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                        修復前のディアナとニンフたち  

これは 元々 夜の情景なのに 勝手に青空を描きこんでいたりしていたんですね




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                ヨハネス・フェルメール  真珠の耳飾りの少女 1665年頃  

さてさて 今回の展覧会の超目玉 というか稼ぎ頭というか・・・ ターバン娘です これ観るのに 正倉院の瑠璃杯と同じように 最前列で観る列と 後ろから観る列とにわかれていました もちろん私は かぶりつき・・失礼・・15分ほど待って最前列で観賞しました 今回は しっかりと目に焼きつけました(笑) 背景が 印刷物だと ただ黒いだけですが 実物だと かなり濃淡がありますね 青いターバンも それほど青く感じさせません それより少女の目ですね フェルメールが実際に描いたキャンバスの絵の具・・迫力があります 複製画と違いますな


解説では モデルの容貌や身なりを忠実に写す肖像画ではなく 画家が構想を取り入れて自由に描いた小型の人物画「トローニー」・・・ということです つまり 実際のモデルなどいない 創作上の人物画というわけです まあ 17世紀のオランダにターバンを巻いた娘などいないと美術館の人も言っておりましたな・・・

ヨハネス・フェルメール(1632?〜1675)は 存命中はまったく売れない画家でした 15人の子供(うち4人は夭折)に恵まれたが 生涯 貧困であった 旧デルフト教会に埋葬の記録が残っているが 埋葬場所は不明 現在 フェルメールの子孫の行方も判明していません



                    
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                      旧デルフト教会に作られた フェルメールの墓             



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