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zoom RSS ルーブル美術館展 京都市美術館 マグリット展は× 残念

<<   作成日時 : 2015/08/14 02:40   >>

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さて 上方では 連日35度を超える気温が続いておりますが みなさまの地方ではどうでしょうか このクソ・・・失礼・・大変暑い中を さらに暑い京都へ ・・・・京都市美術館へ出かけました


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                                   Louvre ルーヴル美術館展  京都市美術館
                                                 2015年6月16日〜9月27日


京都市美術館へは 大エルミタージュ美術館展以来ですか・・・京都は近くだし頻繁に行き来しているので そんなにご無沙汰していたようには思いませんでしたね・・・


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岡崎付近 マンションやらが建ち 少しずつ街の様子は変わりつつありますが 白川の流れは変わらず・・・ですね  


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さて 京都市美術館に着きましたが 何と!! 殆ど 人がいません 今回 フェルメールが展示されるので 過去の経験測から 大層の人出を覚悟していたのですが・・・・

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原因は これです・・ね? 空調設備の不調のため 併設展示がおこなわれていた マグリット展が急遽 二日前に中止になっておりました もちろん 私もマグリット展を鑑賞するつもりでしたが・・・ 1〜2日で直らなかったようですね 残念ですが ルーブル美術館展のみの鑑賞で・・・  ※マグリット展現在は開催されています

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というわけで 館内へ 入口付近 人がいるじゃないかと思われますが 殆ど スタッフの方々です マグリット展中止・・・これは 実際大変なことなのですが どこまでスタッフの方々が認識されているのかどうかわかりませんがね・・・全く・・何をしなければいけないか 分かっていない 

こちらとしては マグリットを観れないのは残念ですが 閑散とした静かな・・いや〜 ルーブル美術館展で しかもフェルメールもあるのに これでいいのかというくらいの中で鑑賞させていただきました


今回のルーブル美術館展ですが 副題が日常を描く風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄というわけで ヨーロッパ絵画の真髄が 風俗画にあるの?という意味でいいのかな?  まあルーブルだから適当で・・・ね

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                 レアグロス・グループ 黒像式ヒュドリア  BC510-5 00年頃

この壺はよく見かけますね かなり数が作られたのでしょう 黒像式というのは絵柄の頚部と胴部がはっきりと衣服などで区切られて描かれています 赤像式ヒュドリアは殆ど裸で描かれていますから頚部と胴部がつながっています ヒュドリアというのは 水甕のことです レアグロス・グループとは これらの甕に絵を描いていた画家たちのグループの一つ BC6世紀後半に活躍した 


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                 チェス盤のある静物 リュバン・ボージャン 17世紀前半

リュバン・ボージャン(1612-1663)はフランスの画家です これはいわゆる静物画ですが 当時は風俗画として見られていました それもそのはずで 当時はただ 静物をありのままに描くというのではなく なんだかんだ絵の中に意味を付けました 鑑賞者はそれを読み解くという訳ですね  ボージャンはこの絵に描かれている静物を人間の五感として関連づけている すなわち トランプ ビロードの巾着 チェス盤は触覚を パンとワインは味覚を 花は臭覚を マンドリンと楽譜は聴覚を そして鏡は視覚を象徴しているという


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          物乞いの少年 または蚤をとる少年 バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 1647-48年頃

バルトロメ・エステバン・ムリーリョ(1617-1682)はスペインの画家です セビリアのフランドル商人に注文されて描いた風俗画であると考えられている フランドルといえば 宗教画が思い出されますが ルネッサンスを経て後には風俗画も高く評価されてきます この絵も読み解きがありますね 蚤をとるような 実際は汚い浮浪者の子供ですが 描かれている子供は光が当たり 光の効果で少年を汚れのない清らかな存在として描いている・・・ということは・・・読み解いてください 


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                  割れた水瓶 ジャン=ベテイスト・クルーズ 1771年               

ジャン=ベテイスト・クルーズ (1725-1805)はフランスの画家です この絵 ひとめ見ておかしいぞと気づきますが・・えっ 気づかない・・かなり 風俗に毒されておられますな(笑) では 解説を 「瓶をあまり泉にもっていくと遂には砕けてしまう」という古いことわざがある 何度も同じ危険を冒すと 遂には身を滅ぼすという意味だ 白いドレスは「純潔」を意味し 水瓶は子宮のシンボルである 作者は この絵でわずかな気の緩みから処女を喪失した少女を表し 貴族のようにだらしない生活をしていると駄目だという 市民階級にむけた教訓を示しているという しおれた野バラは少女が失ったものを物語っている 


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                      酒を飲む女 ピーテル・デ・ホーホ 1658年

ピーテル・デ・ホーホ(1629-1684)はオランダの画家  家の中で楽しそうに酒を飲んでいるように見えます 家族か それとも友人同士か・・・ 解説です 中央でグラスを傾けている女性はかなり酩酊しているようであり 男性に意味ありげな視線を投げている そのため 酒を飲んでいるのは実は娼婦で 男性の後ろにいるのは取り持ち女ではないかと思われる これも男女の恋の戯れというべきか。ピーテル・デ・ホーホは 窓のある室内空間に人物を配置する構図を確立し ライバルのフェルメールにも影響を与えたと言われている 少し 深読みし過ぎかとも思われますが もっとドロドロした関係かもしれませんな・・・


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                       狩り  アンニーバレ・カラッチ  1585-88年頃        


アンニーバレ・カラッチ(1560-1609)はイタリアの画家です 16世紀イタリアのボローニャ派を代表する画家の一人であるらしいのですが ボローニャ派と言われても私ゃピンときません 兄のアゴスティーノ・カラッチ(1557‐1602) 従兄のルドヴィーコ・カラッチ(1555‐1619)も画家であり 西洋美術史では彼らを総称して「カラッチ一族」と呼ぶことが多い  でカラッチ一族は自前の美術学校を創り そこで学んだ連中たちを含めて ボローニャ派というわけですな この狩りの絵 時間軸を無視して風景画の中に 狩りの一連行動が写実的に描かれており まさしく狩りとはこんなものですよ 楽しいよ的な風俗画としても観れるわけです



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                     オダリスク フランソワ・プーシェ 1745年?

フランソワ・ブーシェ(1703-1770)はフランスの画家です オダリスクとは トルコ語のodaliq(部屋)を語源とするフランス語で 転じてイスラムの君主のハーレムに仕える女奴隷あるいは寵姫のことを意味する 18世紀に流行したオリエンタリズム(東方異国趣味)の典型的画題である まあ 良家の子女がこんな恰好するわけもありませんが 女奴隷や寵姫だからこそ 官能的なんでしょうね そういえば ルーブルには 有名なジャン・オーギュスト・ドミニク・アングル(1780-1867)のグランド・オダリスクがありますな



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                    天文学者 ヨハネス・フェルメール 1668年

ヨハネス・フェルメール(1632-1675)言わずと知れたオランダの画家です この「天文学者」は日本初出展 本展の目玉でもあり 中々ルーブルが出稼ぎに行かせない 箱入り作品のひとつです 元々パリ・ロスチャイルド家の所有でしたが 第二次世界大戦中に ドイツに略奪されて 一時 ヒトラーの手元あったとも言われています 戦後 ロスチャイルド家へ返還され後 相続税の一部としてフランス政府へ納められ ルーブルへ展示されています ルーブル展示は比較的最近で 1980年代中頃からです 以前 同じく京都市美術館のルーブル美術館展で「レースを編む女」を観ていますので ルーブルのフェルメール作品は2点とも観たことになります となるとドイツのシュテーデル美術館にあるもう一つの片割れである「地理学者」の方も観たいですな

今回 驚くほど人が少ない館内で 鑑賞できました 大きなサイズの絵は別として 殆どの絵は 額にガラスがはめ込まれています 絵の保護の観点からするといたし方ないのですが・・・

    過去のフェルメール鑑賞記事
ルーヴル美術館展 17世紀ヨーロッパ絵画 京都市美術館
「フェルメールからのラブレター展」  京都市美術館
特別展 マウリッツハイス美術館展  神戸市立博物館




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   今年も鴨川納涼2015が行われます これから五山の送り火までが 京都の夏ですな・・・四条大橋より


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