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zoom RSS 「国宝」を観に行く  京都国立博物館

<<   作成日時 : 2017/11/10 02:35   >>

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開館120周年記念 特別展覧会 国宝 京都国立博物館 2017年10月 3日 〜 2017年11月26日

こちら 上方も秋が深まって来ました さて 大阪 奈良 と巡って来ました 次は京都という事で 京博に 国宝 を観に行来ました    


 
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                 七条大橋 本日 京の都は晴天です


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                     例のごとく 七条大路を京博へ



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京博 到着 覚悟はしておりましたが大変な数の人出です 京博へは 大出雲展 以来です 少し御無沙汰しておりました 今年は京博開館120周年というわけで 日本で3番目に開館した国立博物館です


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 という事で 2013年にオープンした平成知新館へ向かいます 私は初めてですが 何かと評判の平成知新館ですが 本当に評判通りか・・ 私自身確かめてきましたので それは後ほど・・・



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                 開館30分前に私は並び始めましたが・・・


     
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                 あっという間に 大行列が・・・最後尾の方はどれくらい待つのやら・・




さて 特別展覧会 国宝ですが もちろん 展示品全てが国宝指定です 現在 国宝指定件数は 建築物223件 美術工芸品885件 その美術工芸品885件の内 210件が今回展示されますが しかしです 一度に展示ではなく4期に分けてます まあ 一度に展示は無理としても 2期ぐらい分けてください 近くに住んでいる人はいいけど 遠くから来ている人にとってはかなりな出費になりますよ 私は今回 3期のみの閲覧ですが 全てを観るのが無理な場合 展示内容を見ると1期と4期を見るのがベストかなと思います(但し 金印は3期のみ 残念というか意地悪だ)




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         左 土偶(縄文のビーナス)   右 土偶(仮面の女神) 茅野市尖石縄文考古館           
縄文時代の土偶については 以前に記事にしました 仮面の女神はそれから 国宝に指定されたのですね 今回は深鉢形土器(火焔型土器)1期4期  土偶(縄文の女神)2期 も出品されますが わたしとしては 合掌土偶が観たかった(笑) 5000〜4000年前の土偶です これだけ状態のいいのは奇跡ですね 





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                     不動明王像 黄不動 12世紀  曼殊院         

三井寺の黄不動については以前記事にしました この曼殊院の黄不動はその三井寺の黄不動を 写したと言われています 京博に寄託されていますが通常は非公開の秘仏です これで 三井寺の黄不動 曼殊院の黄不動と 非公開の秘仏を観ることが出来ました さて この黄不動ですが 2013〜14年度の修復作業で新たな発見がありました 絵絹を支える裏紙をはがした際へその上あたりに汚れのようなものがあるのを見つけた 裏面から赤外線透過光撮影したところ 薄墨で 右手に剣を持つ黄不動の姿が縦12〜13センチほどの大きさで描かれていた これは 平安時代以降 仏画を描く際には絵絹を清める「御衣絹加持」という儀式の跡 という ちゃんと様式道理に描かれているのですね 




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                          大日如来坐像 12世紀 金剛寺         

今年 国宝指定を受けた 3メートルを超える大きな仏像です 展示室が吹き抜けになっているので 2階からこの大きな仏像を観ることができます 金剛寺金堂で 大日如来坐像を中尊に右に不動明王坐像 左に降三世明王坐像(いずれも国宝)の三尊形式で安置されている 今回は2メートルの不動明王坐像も展示してあり 迫力があります




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                青磁鳳凰耳花入 銘 万声  13世紀  和泉市久保惣記念美術館   

事前に カタログを見ていると 万声は 1・2期展示となっていましたが なんと展示してありました 変更になったのか それとも撤去するのを忘れているのか(笑) これで 以前の陽明文庫名宝展で 対になっている「千声」を観てから 万声も気になっていたんですが ヨカッタ(笑) 「千声」「万声」の意味は 後西(後西院)天皇(1638〜1685)が「擣月千声又万声」の詩句によって名付けた どちらの花生も形が砧に似ているため 砧青磁とも言われている  ちなみに 千声は国宝ではなく重文です





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                    油滴天目茶碗  12〜3世紀 大阪市立東洋陶磁美術館         

私は陶器ものはよくはわかりませんが この油滴天目は油滴の名の通り実に綺麗な紋様が出ている 豊臣秀次が所有し 西本願寺 三井家 若狭酒井家へと伝来した中国南宋舶来茶碗の逸品です   これも以前 大阪の至宝展で観れなかったのですが 今回は「飛青磁 花生」と入れ替わりで観れました この茶碗でお茶漬けを食べたいと思ったのは私だけ・・・




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                    志野茶碗 銘 卯花墻 16〜7世紀 三井記念美術館

で もう一つ 茶碗を これも有名な志野茶碗です 陶器の名物展をやると必ず展示される(笑)ぐらいですからね それもそのはずで 日本で焼かれた茶碗で国宝に指定されているのは 本阿弥光悦の白楽茶碗(銘不二山)と この卯花墻の2碗だけです 天正年間に美濃の大萱牟田洞窯で焼かれたとされています 織部好みという事らしいですが 私にはどうもよくわからない





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                    桜図壁貼付 長谷川久蔵筆  16世紀 智積院

これも 以前 長谷川等伯展で 父親の等伯が描いた 「松林図屏風」を初めて観たのですが そう何度も観れるものではないと思っていましたが 今回 松林図屏風と並んで展示してありました 父子競演です 桜図壁貼付は今回が初めての鑑賞 しかし 桜の花びらの白く盛り上がったところが異様に目立って それほど綺麗と見えなかった 写真や印刷ではなく 実物を観るまではわからないものですね

 




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               伝源頼朝像 伝平重盛像 伝藤原光能像   13世紀?  神護寺

神護寺三像は今回の国宝展の目玉の一つですね 三像が揃って公開されるのは 23年ぶりです それもそのはずで 伝頼朝像 伝重盛像は京博 伝光能像は東博に寄託されているからです とにかく超有名な国宝で三像を一度で観るのは初めてです 圧倒的な存在感がありますね 感激します さて 昨今この三像について 製作者や描かれた人物について議論されています 私は専門的なことはわかりませんが 今後 決定的な証拠でも出てこないと決着はつかない状況を呈していますね
 



まだまだ 観て来た国宝を紹介したいのですが キリがない(笑)ので・・


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                       金印  1世紀?  福岡市博物館

国宝展の超目玉 金印といきます これ最前列で観るのに行列が出来ていました 何せ 単品指定の国宝の中では一番小さいものですから 最前列で観たい気持ちはわかります が最前列で観なくとも十分鑑賞出来ました この金印は3期のみ展示という事でこれを目当てに来ている人が多かったですね 私はこれまで 金印は2度観ておりまして 今回が3度目です 何か観るたびに小さくなっているように感じますが・・(笑) この金印は言うまでもなく 「後漢書」の東夷伝で 57年に光武帝が委の奴国の国王に授けた金印(実は後漢書の何処にも金印とは書いていない)ということになっています それが 1700年以上経った 江戸時代に偶然 志賀島の田圃から発見された・・常識的には考えられない謎の多い国宝です 金印の真贋についての論考は数多く出ていますが これから先も決着はつかないでしょう 知っているのは当の金印のみ・・です





さて 平成知新館ですが・・・
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そもそも 博物館や美術館は展示品を観て廻る いわゆる回遊式が好ましい つまり 入り口から入ると無駄なく観て廻り再び入り口(出口)へ戻って来るというもの 2階3階に行こうとも最後の展示を観たら入り口(出口)へ戻っているのがよい 平成知新館は外でなるべく待たせずに中でという事で待合スペースを造ったのはいいけど意味もなく 吹き抜けになっている このために建物が細長いのに更に展示スペースが細長くなっている これでは回遊しにくい しかも1階から上にあがって観るのだが 3階で観終わった後は そこで好きにして下さいと放置されてしまう 入り口は最初に入った一か所しかなく 入り口に一番遠いところが3階の最終展示だ・・ これならば 最初にエレベーターで3階まで上げてそこから下へ降りながら観て廻るのがよいが 平成知新館はそんな設計も案内もされていません まったく どうなっているのか ド素人じゃあるまいし




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               旧館の方どうするのか リニューアルするのですかね



                                          ということで  おしまい



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