フェルメールを観に行く  大阪市立美術館

さて 大阪にフェルメールが 6点やって来るという事で ほとんどミーハーな乗りで観に行ってきました(笑) 

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                         特別展 フェルメール展  大阪市立美術館  5月12日まで


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こちら 上方では 桜が開花寸前まで 暖かい日が続いていました・・が 開花と同時に冬の寒さに逆戻りしました・・が 桜は迷うことなく 立派?に花を咲かせ 見事に散りました ということで 天王寺公園の桜も散り桜です



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美術館前も それほど人混みになっておりません 大阪ではフェルメールもそれほど 稼ぎが良くないのかと心配しておりましたが・・・




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    ・・・館内に入って その心配も 杞憂に終わりました  年配のおば様たちがわんさかといておりました





さて 今回の展覧会ですが 17世紀のオランダ絵画の黄金期を代表する画家 ヨハネス・フェルメール(1632~1675)は現存する作品が35点ともいわれ その希少性と神秘的な魅力から世界屈指の人気を誇っています  2000年に当館で開催した「フェルメールとその時代展」は 日本初のフェルメール展として約3か月間で59万人が来場し フェルメールブームを本格化させるきっかけとなりました 今回は日本初公開となる「取り持ち女」や 大阪展でのみ展示される「恋文」など 前回の5点を上回る6作品を展示します ということだそうです  で 補足ですが フェルメールの現存作品は通常35点となっておりますが 他に真贋が定まっていない作品が2点(フルートを持つ女と赤い帽子の女〉あります それを合わせると37点ですね 2000年の大阪のフェルメール展では あのターバン娘を含む5点の作品が やって来ました  フェルメール作品の初出展は1968年のディアナとニンフたち・・です 今回は大阪は6点ですが 江戸展(上野の森美術館)では 9点ですよ・・牛乳を注ぐ女 ワイングラス 赤い帽子の女 真珠の首飾りの女・・ の4点が大阪には来ない 

で・・もう フェルメール以外の作品はどうでもいいような・・・失礼・・前座的な作品ばかりで・・す



ということで フェルメールの6点を紹介します

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             マリアとマルタの家のキリスト 1654~5年? スコットランド国立美術館

イングランドには 計3点のフェルメールの作品がありますが 未だ1点も日本に出稼ぎにきておりません この作品は今回2回目の出稼ぎです スコットランドは太っ腹です(笑) フェルメールの作品中 一番大きなものです しかも キリスト教(聖書)を題材にした唯一のものです マルタとマリア姉妹の有名なエピソードですが 私的には  マリアはやるべきこと(家事や雑用)をやってから イエスのおっちやんの相手をしなさい!と言いたい 





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             手紙を書く女 1665年? National Gallery of Art  




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              手紙を書く婦人と召使  1670年?  アイルランド国立絵画館

手紙を書く女とこの手紙を書く婦人と召使は 以前 「フェルメールからのラブレター展」京都市美術館  で鑑賞済ですので解説はそちらの方を見ていただきたい この作品はこれまで 個人蔵の時に2回盗難にあっています フェルメールの作品では1990年に盗難にあった‥ 合奏 イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館・・ が現在も行方不明です





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               リュートを調弦する女  1664年?  メトロポリタン美術館

楽器を弾いているのではなく 調弦しているそうです 解説には 何やら そこに物語性を付加しておりますが フェルメールは 手紙を書かせたり 楽器を持たせたり 色々な小道具を効果的に配置したり 人物の立ち位置 視線 光と影・・などなど演出して 絵画の中に 物理的 精神的奥行を作り出していますね この作品は傷みがあり あまり状態が良くありません モデルの女性が誰だかわかりませんが 手紙を書く女 と同一人物じゃないかと思います 




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                   取り持ち女  1656年 アルテ・マイスター絵画館                   

フェルメールの初期の作品とされています もちろん 署名と制作年が描かれているからですが これが逆に怪しいという人もいます 現在のところ フェルメールの作品で間違いないとされています 取り持ち女というのは いわゆる ポン引き(遣り手婆)のことです 初期の作品とあって 前面に人物が押し出していて 遠近がない絵になっています 左手のこちら向いてニヤついている男は自画像ではないかといわれています

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                     恋文  1669~70年?  アムステルダム国立美術館

さて この作品も1971年にベルギーで展覧会中に盗難にあっています その際 犯人がキャンバスから絵を切り抜き 無造作にポケットなどに入れて持ち運んだためにかなりダメージを受けました その後 修復されましたが 本物を見る限り わかりません 解説では 事情を知っている召使いの女から 自分宛の恋文を受け取った女が 当惑する様子を描いています とのことですが フェルメール自身が 恋文と題をつけたわけじゃないので真相はわかりません・・・ね  




ということで 以上 6点です これまで 私は ルーヴル美術館展17世紀ヨーロッパ絵画京都市美術館  でレースを編む女  フェルメールからのラブレター展」京都市美術館 で 先の2点と青衣の女  マウリッツハイス美術館展神戸市立博物館 で ディアナとニンフたちと真珠の耳飾りの少女  ルーブル美術館展京都市美術館 で天文学者 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展京都市美術館 で水差しを持つ女 を観ております  実は 2000年のフェルメールとその時代展 大阪市立美術館 も鑑賞しているのですが まったく記憶にないので これはカウントにいれません(笑) これまで 日本に出稼ぎに来たフェルメールの作品は 全24点 まだ出稼ぎに来ていないのが 13点あります このうち 出稼ぎに来るかもしれないのが5点 まず無理かもしれないが4点 絶対に来ないが 3点  行方不明が1点 です  


 まあ 私は フェルメールの愛好家ではありませんが 家人の影響もあってか 今後上方に来れば観に行こうかなと思っております  みなさんも興味があれば 行ってみてはどうでしょうか 


                                         ということで  おしまい